酵素ジュースとは、野菜や果物を発酵させて作るジュースのことです。野菜や果物の栄養分に加えて酵素がたっぷり含まれるため、消化促進や代謝のアップに効果があり、免疫力のアップなども期待できます。毎日飲むことで代謝が上がって痩せやすく太りにくい体に体質改善できるといわれる健康ドリンクです。そのため、酵素ダイエットやプチ断食に使われることも多く、食事の代わりに摂って置き換えダイエットをする人もいます。酵素ジュースは市販のものもあれば自家製のものもあって、それぞれメリット・デメリットがあります。いずれにしても続けることが大切なので、続けやすいほうを選ぶとよいでしょう。
市販の酵素ジュースのメリットは、原料として使われる野菜や果物の種類が豊富なことです。100種類以上の原料を使っている酵素ジュースもあり、酵素はもちろん多彩なビタミンやミネラルを摂取することができます。そのかわりそれなりの値段がしますので、毎日続けるとなると経済的に負担に感じる人はいるかもしれません。家庭で酵素ジュースを作る場合には、材料となる野菜や果物を砂糖と一緒にビンに入れ、毎日かき混ぜて発酵させます。砂糖は発酵に必要な微生物などの餌になるもので、できた酵素ジュースが甘くなるわけではありません。その後エキスを抽出して出来上がりです。材料となる野菜や果物は何でもいいのですが、皮や種が付いたままのものを使うのがコツ。野菜や果物の栄養を丸ごと摂ることができて栄養満点です。意外と簡単にできる自家製酵素ジュースは、費用の面では市販のものと比べるとかなり安くできるので、費用的な面では続けやすいかもしれません。手間がかかってもいいから費用を抑えたいという人や、手作りの健康食品が好きだという人には手作りがいいでしょうし、栄養価の高い酵素ジュースで短期集中的に体質改善をしたい人や、多少お金がかかっても手間をかけたくないという人は市販の酵素ジュースを活用するといいでしょう。